通貨・メジャー通貨、マイナー通貨

a1180_001395前回に引き続いて今回も通貨について。前回も書きましたが米ドルは世界の基軸通貨で中心的な役割を持つ通貨です。米ドルほどではありませんが、ユーロも流通量の多い通貨です。外国為替市場での流通量を見てみると、米ドルが全体の約4割を占めており、次いでユーロが約2~3割を占めていると言われています。このように世界で多く流通している通貨のことを「メジャー通貨」といいます。「メジャー通貨」には、米ドル・ユーロ・日本円(米ドル・ユーロ・日本円を世界三大通貨と言います)の他に英ポンド、スイスフラン、豪ドル、NZ(ニュージーランド)ドル、カナダドルの「準メジャー通貨」があります。メジャー通貨の特徴は、流通している量が多いので安定した値動きだと言われています。ただし、メジャー通貨でも英ポンドは値動きが激しい通貨で、「ジェットコースター」のような通貨と表現されていて、初心者には難しい通貨と言われています。

メジャー通貨以外の通貨を「マイナー通貨」といいます。マイナー通貨には、南アフリカランドやトルコリラ、メキシコペソなどがあり、特徴としては金利が高い通貨が多いと言われています。金利が高いのでスワップ派に人気があるようですが値動きが激しい通貨ですので、利益を得る場合も損失を出す場合も大きいので注意が必要です。

通貨・米ドルについて

FX(外国為替証拠金取引)は異なる通貨を交換(売買)することで利益を得るのですから、どの通貨を選ぶかは重要なポイントです。通貨を交換するのですから、売る通貨と買う通貨の2種類を決めるわけですが(この組み合わせを通貨ペアと言います)、どちらかが日本円でなければならないということはありません。米ドル/ユーロや、米ドル/ポンドなどのように外国の通貨同士のペアでも取引きは可能です。通貨の種類はFX業者によって違います。一般的に初心者が選ぶ場合は米ドルと日本円のペアが良いとされています。米ドルは日本人にも馴染みのある通貨で、情報が非常にたくさん手に入ります。また世界で最も取引量の多い通貨ですから、安定した通貨だと言えます。米ドルの価値がゼロになるということはまず考えられませんよね。米ドルは現在の世界の基軸通貨で、国際間の貿易や資本取引きなどで使用されています。通貨ペアで、例えば「ユーロ/日本円」の通貨ペアを選ぶとします。米ドルは関係ないように見えますが、実は大きく関係しています。ユーロと日本円を直に交換しているわけではなく、一度米ドルを間に入れて交換しています。この場合ですと日本円で米ドルを買い、その米ドルでユーロを買うという形になります。いかに米ドルが大きな存在の通貨であるかが分かります。このようにユーロ/日本円、英ポンド/日本円、豪ドル/日本円などのように日本円と、米ドル以外の通貨ペアを「クロス円」と言います。また、米ドル/日本円、ユーロ/米ドル、英ポンド/米ドルのように、米ドルと他の通貨ペアを「ドルストレート」と言います。

ギャンブル性排除の必要性

みなさん初心者の方はFXを始めるにあたっておそらく保有者が多い米ドルやユーロを使って取引を進めていっていると思います。でも将来的にはもう少しマイナーな通貨も取り扱って行きたいと考えているのではないでしょうか。わたしもそうはじめのうち考えていて、ある程度の期間、2,3年たってから徐々にとりあつかう通貨の量を増やして行きました。これは好奇心や一攫千金を狙ったものではなく、リスクヘッジを念頭においての行動です。たしかにマイナーな通貨には急激な相場の変動があったりして、それを狙う人も数多いですが、あまりそれは勧められる方法ではありませんし、ましてやFXを始める、始めたばかりの人は絶対にするべきではありません。FXをギャンブルとしてするのはあまりにも危険です。ギャンブルをするのなら競馬やパチンコの方がいいと思います。なぜならそれらのギャンブルは元手を失うことはないからです。FXや株には追証というシステムがあり、元手で足りなかった分を埋め合わせしなくてはいけないということがまれにあります。これは初心者の方は知らない、また忘れているということがよくあり、そのために結構ひどい目に合っている方がまれにいるのです。FXはギャンブル性を絶対に入れないようにしましょう。こつこつと情報と知識を蓄えて、じっとチャンスを伺い、あまり深追いをしないようなスタンスを目指しましょう。さて、これからもどんどんがんばって夢を叶えましょう!

テクニカル分析を学ぼう

FXを初めてされる方にはスワップ金利での運用を紹介しましたが、スワップ金利の運用でも為替自体の変動リスクがありますから、金利を溜め込むために放置しておけばよいというわけではありません。状況に応じて一旦は決済するなど機敏な対応には心がけたいところです。これはFXに限定した話ではありませんが、売買をする局面では、自分自身の判断だけでは、決断できない場面が何度かあります。そんな状況で目安にしたいのがテクニカル分析です。株式の場合は業績も判断材料になりますが、FXの場合は政治的要因もあるもののチャートをみてテクニカルで判断される方が多く存在します。多くの方がテクニカルで判断しているなら、それを分析して流れに乗って売買の判断が有効になります。テクニカル売買では上昇している過程で素直に乗る順張りと下げ過程で買う逆張りがありますが、流れには無理に逆らわず順張りで対処することが有効かも知れません。それとFXを初めてされる方は馴染めないかも知れませんが、外国通貨を売りから入って買いで決済する(カラ売り)もあります。売りから入った場合はスワップ金利を支払う形になりますが、リスクヘッジの観点からは、売りの手法も把握しておきたいところです。FXを初めてされる方は、複雑な手法は躊躇されるかも知れませんが、バーチャルトレードなどを通じてそれらの手法を体験されても良いかも知れません。そんなことで、FXを初めてされる方は日々勉強ですね。

確定申告をしよう

今年を振返ってみますと1ドルが80円を突破して70円台へ乗せそうな場面がありました。結局、日銀の単独介入でそれは回避されましたが、FXを初めてされる方はこういう場面ではかなり悩まれていると思います。テレビのニュースを見てましたら銀行へドル交換に来店する方が増えている報道もありましたが、多くの国民は行き過ぎた円高だなと感じていたのかも知れません。そういう意味ではFXを初めてされる方も冷静に判断することが求めれていると思います。さて、FXを初めてされる方が一番悩むところは確定申告でしょう。FXは雑所得として確定申告しますが、認識は低いようで年間の申告漏れが数百億円にも上るとのニュースも見ました。年間の利益が20万円を上回る方は確定申告を必ずしておきたいところです。その確定申告でFXが初めての方が把握しておきたいのは経費が認められていることです。具体的には手数料は当然ながら書籍やセミナーの受講料やPCなどがあげられます。常日頃から領収書などを保存して申告時期に対応できるように準備をしたいところです。最近のニュースを見ていても10億円を申告漏れしていた男性が税務署から起訴されたというニュースもありました。税務署もチェックを強化してますから、FXを初めてされる方は確定申告は把握したいところです。税務署では自動で申告書が作成できるコーナーをサイトに設置していますのでFXが初めての方は作成コーナーで申告方法を把握したいところです。

ロスカットには注意

FXを初めてする際には外国通貨の情報をこまめにキャッチすることが重要ですが、一時期は米国ドルに代わる通貨として期待されていたユーロも加盟国のギリシャの財政破綻が伝えられるなど一般庶民では予期し難い事態が発生しています。ネットの普及で情報が氾濫している時代になりましたが、個人投資家が情報を分析するには限界があります。そう考えるとFXが初めての投資家の方にはリスク回避の対応は常に把握しておきたいところです。リスク面ではレバレッジの管理が重要ですが、為替の変動次第では証拠金を上回る損失がでる可能性もあります。そんな状況下では強制的にロスカットを業者がする可能性があります。証拠金に対してある一定の比率まで損が発生すると強制的に決済をして大きな損失を業者が自動的に回避する仕組みです。FXを初めてされる方の中には、決済後に為替が上昇するかも知れないと考える方も存在するかも知れませんが、FXを初めてされる方は常に余裕ある資金で売買を行って、急激な為替変動にも対応できるようなリスク管理をして頂きたいと思います。こればFXに限定したことではありませんが、短期間で大きな利益を得る方よりもリスク管理を徹底されている方が長い目でみて安定的な運用をされております。FXを初めてされる方は、レバレッジを安易に高めないなど自分自身の投資スタイルを構築したいところです。周囲が大きな利益を得ているからといって安易のスタイルを変えるのは危険ですね。

バーチャルトレードで練習

不安の生活では為替が大きく変動してもスーパーなどっでの円高還元セールなどでしか実感できませんが、数年ぶりに海外旅行に出かけると円が高くなっていることを実感します。ただ、日本の財政状態を考慮しますと長い目でみれば円安に向かうと思うのですが、仮に急激な円安が進めば円で生活する私たちの資産が目減りすることになります。通貨への不安から安全資産として金が高値を更新しておりますが、何れにしても日本人は円を保有するのが常識という発想を転換すれば、FXを初めてされる方もFXの魅力を再度認識されると思います。FXを初めてされる方は、FXが魅力的と感じていてもいざ、取引となると躊躇されると思います。レバレッジのリスクを考慮しまっすとなおさらでしょう。そんな方にオススメしたいのが、バーチャルトレードです。これは業者が仮想の資金(証拠金)で実際と同じFXの売買ができるものです。実際の取引画面と同じですから、FXを初めてされる投資家の方も、バーチャルトレードで練習しておけば実際の取引も不安なくできるのではと思います。通貨の記号に関しても日本円がJPY、米国ドルがUSD、ユーロがEUR、オーストラリアドルがAUDなどの表記がありますから、このようなこともFXが初めての方はバーチャルトレードで理解を深めていくことが、FXを理解するうえで早道でしょう。運用に関しては短期で大きな利益を得るのではなくて無理なく長期的な安定運用が大前提となりますからね。

レバレッジとは?

私は以前は株式投資をしておりましたが、投資をする際には企業の経営者が情報公開に積極的かどうかを基準にしてました。経営者の方針を聞くことによってその企業の目指す方向性はわかるからです。為替の場合は首相や大統領などその国の方針で動きが左右される場合もありますが、残念ながら日本の場合は首相の意思が明確でないような感じがします。その一方で米国の大統領は就任時に目指すべき方向性を提示します。強いドルとかドル安政策とかその時代の大統領で政策は微妙に変化してきましたが、ドルを買う際には参考になります。FXを初めてされる方は、その国から配信される情報を常にキャッチしてチャートを含めて分析を怠らないことが重要だと思います。してFXを初めてされる方は、レバレッジの管理も重要です。このレバレッジとは業者に預けた資金(保証金)に対して何倍まで買うかということです。例えば1ドルを100円と仮定した場合、10万円の証拠金で1万ドル購入した場合は1万ドルが100万円になりますからレバレッジは10倍になりますが、業者によってはかなり高いレバレッジを許可しているところもあるようです。しかしながらレバレッジを高めると利益もそれに比例して高くなりますが、状況次第では損が大きくなる可能性もあります。FXを初めてされる方は、目先の利益を追求したいが故にレバレッジを高めてしまいがちですが、無理をせずにまずは低いレバレッジから始めることをオススメします。

まずは米国ドルから始めてみては

平穏無事と思っていてもある日突然流れが変化しますから、何事においても油断は禁物です。代表的な例が2008年秋に起こったリーマンショックですが、それまではユーロも1ユーロ170円の高値を付けており、ドルに代わる基軸通貨になるとマスコミでも持て囃されていました。リーマンショックが発生して日経平均も大暴落するなんて誰が想像したでしょう。FXを初めてされる方も常に国内外の情勢変化によるリスクを考慮して把握して頂きたいと思います。FXを初めてされる方にはスワップ金利による運用をオススメしましたが、このスワップ金利に関してもリスクがあります。外国為替を買ってその金利で運用するわけですから、為替変動により損益が変動します。FXを初めてされる方は、単純な発想で金利が高いオーストラリアドルや南アフリカのランドを買うと考える方がいらっしゃると思いいますが、流動性の観点から為替変動も大きく、そのリスクを常に考慮しなくてはなりません。その一方でスワップ金利は低いものの米国ドルに関しては流動性が高く、米国の情報は新聞やテレビのニュース番組で常に配信されております。流れの変化には機敏に対応が可能ですから、まずは米国ドルから始められたら良いと思います。その次はユーロ通貨でしょうか。馴染みのある外国通貨でスワップ運用を開始されたほうがリスクは少ないと思います。FXを初めてされる方はまずは、安全を第一に考慮した運用を心がけたいところですね。

スワップ金利の仕組み

1990年代の高度成長期の時代には銀行の預金や郵便貯金の利息だけで資産を増やせる時代もありましたが、現在では超低金利ですから、現在では夢のような過去の出来事になりました。そんな時代だからこそFXで効率よく資産を増やしたいところです。前回、FXが初めての方はスワップ金利での運用をオススメしましたが、日本と海外通貨の金利差は歴然です。政策金利を比較しますと日本は0・10%ですが米国は0・25%、欧州1・0%、英国0・50%となっており、オーストラリアに関しては4・75%で南アフリカに至っては5・50%もの高金利です。これらを比較すればFXを初めてされる方は、外国為替を頻繁に売買するよりも、スワップ金利で小額の利益を積み重ねる方が安全かつ長期的に運用ができると思います。そのスワップ金利に関しては業者によって金利が異なりますから、業者を選ぶ際には高い金利を提示しているところを選択して口座開設をしたいところです。スワップ金利については日々金利が付いていきますが、受け渡しは決済の2日後になります。木曜日ですと休場となる土曜日と日曜日をまたぐため、3日分の金利が加算されますので、初めてFXをされる方は、その点も考慮してスワップ金利による運用をされたらよいでしょう。初めてFXをされる方はスワップ金利の仕組みを聞くと簡単だなぁ、と感じてしまうと思いますが、そのスワップ金利の運用に関してもリスクがありますから、その点を把握しておきたいところです。